潮吹き

潮吹きは英語でFemale Ejaculation(Ejacと略したりする)またはSquirtという。 

女性のオルガスムス時に起こるとされる生理現象である。 

知られるようになったのはAVからだろう。 

あまり学問や医学で研究する内容ではないためか、ちゃんとした研究は少ないようである。 

どこから何が吹き出しているのか。 

説が分かれるのだが、実際は吹き出しているものが違うからだと考える。 

 

液体状の分泌物が噴出するためには、それなりの器官が必要である。 

そうなると、出所となりうるのは4箇所だろう。 

 

 1 膣口 

 2 尿道口 

 3 バルトリン腺 

 4 スキーン腺 

 

膣口から出るのは膣液と頚管粘液の混合物である。 

噴出するというよりは、どろっと出てくる感じになる。 

膣は興奮により膨張・肥大し、より多くの膣液を蓄えている。 

オルガスムスによって子宮が収縮するように、膣も腹圧で圧迫されたり収縮することで、蓄えていた膣液を一度に放出することによると思われる。 

 

バルトリン腺からの噴出量は少ないし、スキーン腺からの場合、少量が断続的に出るはずである。 

前者はカウパー液、後者は精液と同質なものなのだ。 

しかも、これらは正面を向いて大きく開いているものではない。 

膣前庭と小陰唇の間にあって、余程広げないと見れないほど襞の奥に位置しているのである。 

例え勢いよく噴出しても、飛び出さずじわっと流れるだけになるだろう。 

 

尿道口からの噴出は尿である。 

珍説に性腺からの分泌物が浸透して膀胱に溜り、それが噴出するというのがあった。 

そんは訳がない。 

構造的にも物理現象的にも不可能である。 

尿なら非常に勢いよく飛ぶ。 

女性は尿道が短いからだ。 

ほとんどの潮吹きは単なる尿である。 

 

尿は随意的に出すことができるが、不随意に漏れることもある。 

失禁である。 

笑ったら出たという人もいるくらいなのだから。 


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