梅毒

梅毒は進行しすぎると治療が困難となり、場合によっては死に至る怖い性感染症である。 

コロンブス一行がアメリカ大陸から持ち帰った(現地でもらってきた)という説が有力だ。 

これが1493年。(スペイン帰港) 

日本で最初の梅毒の記録があるのは1512年である。 

この感染の速さは梅毒が凄いのか、人間がスケベなのか。 

後者だろう。 

新型インフルエンザはほぼコロンブスの発見したあたりが発生地点(カリブも近いという意味で)だが、すぐに世界中に広まった。 

飛行機がある現代であり、空気感染する病気だからだ。 

梅毒は空気感染はしない。 

 

梅毒はスピロヘータの一種、梅毒トレポネーマという真性細菌のらせん菌である。 

スピロヘータは梅毒だけでなく、単なるわけ方であり、らせんの回数により名前を分けているだけなのだ。 

5回以上のらせんがスピロヘータであり、数回のものにヘリコバクターがある。 

ヘリコバクターではピロリ菌が有名だ。 

ヘリコバクター・ピロリは多くの人の胃の中にいる。 

 

梅毒には第1期から第4期までステージが4つあり、第1期・第2期では抗生物質によりほぼ完治する。 

第3期以降となると治療が困難となり、最終的には死亡することがあるが、現在ではまれである。 

第1期は感染から3週間から3ヶ月ほどである。 

感染から6週間経たないと梅毒検査で陽性にならない。 

質の悪いことに、第1期では硬性下疳(硬くなり膿を出す)になるがすぐに消えるし、第2期にバラ疹(これが薔薇ではなく梅に見立てたのだろう)が現れるが1月ほどで消えるのだ。 

この間、リンパ節が腫れたり、発熱・倦怠感・関節痛などもあるが、見逃すと数年から数十年の潜伏期間となってしまう。 

まるで治ったように感じるだろう。 

その後は第3期である。 

早期発見、早期治療はどの病気でも鉄則である。 

当たり前だが、膿が出るようなことがあれば病院へ行くべきだ。 

割合は低くなっているが根絶した分けではないのである。 


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