煙草を吸うことで思い出すのは、いとしこいし(夢路いとし・喜味こいし)の漫才である。
詳細は忘れたので適当だが・・・
いとし 「喉が痛くて医者に行ったら、煙草は日に3本だと言われましてねぇ」
こいし 「そりゃ辛いわな」
いとし 「辛いのなんの、普段吸わないもんだから」
こいし 「吸わんでよろしがな」
まあ、こんな感じだったと思う。
煙草を吸う人と吸わない人がいる。
吸わないとどうなるかというと、何ともならないはずだ。
吸わない人は吸わなくて生きているのだから。
逆に吸わない人が吸おうとすると、とんでもないことになるだろう。
咽る、咳き込む、息苦しい、吐き気や目眩、など。
ところが煙草を吸う人が吸わないとあれこれと症状を訴える。
イライラする。
集中できない。
いわゆる禁断症状である。
他に痰や咳が出ると感じることもあるのだが・・・
(吸うと痰や咳が出なくなる)
イライラして集中できないのはニコチン不足のせいである。
逆に言えば、ニコチンが減ってきているサインだとも言える。
良いことなのだ。
咳や痰が出るのは、煙草で止められていた繊毛運動が働くようになって異物を排出しようとしているためである。
良いことなのだ。
煙草を吸わないことで身体に悪いことなどひとつもない。
少なくとも、煙草を吸わなかったら死ぬ病などないのだ。
安心して煙草を吸わないでいて大丈夫である。
薬屋に咳・痰によいという煙草のようなものが売っている。
以前試しに吸ったが、煙草のような味はしない。
この前よく見て驚いた。
「喫煙習慣のない人は吸わないでください」などと書いてあったのである。
本当に良いものなら、万人に良いはずだ。
しかし、煙草を吸わない人は吸わないように注意書きがあるというのは、本来吸わない方が良いものだということだろう。
何とも恐ろしいものである。
で、煙草を吸わないとどうなるか、である。
ある程度の時間が経つと、煙草が吸いたくなる。
これはニコチンの誘惑であり、ここからニコチンとの戦いが始まる。
半日から1日で、呼吸が楽になる。
肺の浮腫(むくみ)が取れ、一酸化炭素濃度が減るためだ。
数日すると匂いに敏感になる。
以前禁煙したときは、道路(歩道)が排気ガスで臭くて歩きたくないくらいだった。
味に敏感になることも起きる。
このため美味しいからと食べ過ぎて太るという人もいる。
他に良いことも沢山ある。
煙草を買わなくて良い。(値上がりに腹を立てる必要もない)
喫煙道具を持ち歩かなくて良い。
喫煙場所を探さなくて良い。
煙草の火の不始末の心配がなくなる。
店に入って「禁煙席で」と勝ち誇ったように言える。
どれも、吸わない人には当たり前のことなのだが。
かといって「よし、禁煙しよう」というのは早計である。
ほぼ一生続く(辛いのは数日か、数ヶ月か、数年)であろうニコチンとの戦いが始まるのだ。
戦いには準備が必要だろう
