禁煙はある時点から始めるべきである。
どういう時かというと、何かの区切りだ。
なんとなく始めると、なんとなく終わるかもしれない。
いつから禁煙するか決めて、それに向って準備することになる。
禁断症状を減らすために必須なのは、やはりニコチン摂取量を減らすことである。
普段通り吸っていて、ピタっと止めるというのは難しい。
では、どう減らすかである。
まず、心構えをしっかりすることだ。
禁煙は気持ちの問題だけなのである。
その上でテクニックを使う。
何かというと、銘柄を変える。
「ゴールデンバット」、「エコー」、「わかば」、「しんせい」など。
旧3級品と呼ばれる煙草である。
これらは値上がり幅も少なかったので、今から始めるにも好都合だ。
「しんせい」は安くて美味いのか、人気で、煙草屋でも売り切れている。
「ゴールデンバット」は少々細身である。
これらは両切りだ。
これは慣れないと吸いにくいだろう。
「エコー」と「わかば」には申し訳程度のフィルターが付いている。
「エコー」は「わかば」より短いのに、10円しか違わない。
わかばは普通のタバコサイズである。
味が違うと吸っても満足できないし、3級品だから美味くはないだろうし、安い。
だから銘柄を変えるのである。
これをどうするかというと、100均で売っているフィルターを通して吸う。
ここがポイント。
フィルターにはヤニが溜まる。
それを観察する。
解ってはいるはずなのだが、それだけのヤニが体内に入っていたことを目で見て実感するのである。
びっくりするくらい溜まって、5本も吸うと使えなくなるほどだ。
フィルターを通すとヤニも落ちるが、ニコチンも少しは減るだろう。
更に、煙草が長い必要がないことを体に覚えさせる。
これには煙管(キセル)が良いのだが、それも売り切れていた。
考えることは同じである。
本来の煙管にはキザミを使う。
詰めて、吸えるのは2回ほど。
それを詰めなおして(昔の人は最初に吸った火のついた煙草を掌にポンと出し、ころころと転がしておいて、2服目を詰め、その火種から点けたものだ)吸って終わり。
4回くらいしか吸えない。
しかも詰める手間もあって、煙管自体ラオ屋と自分の手入れが必須となる。
平らに持たないとヤニが流れて困る。
「ヤニ下がる」というのは煙管を持ったまま上を向く(煙管だけ上げても同じ)状態のことである。
実際、「ニコチン中毒」と言われた依存症は紙巻煙草が出てから酷くなったそうだ。
ニコチン摂取量が多いのである。
長くなるので、ここまで。
つづきは次回。
