煙草というのは茄子の仲間(ナス科タバコ属)である。
その葉を乾燥、熟成させ、ニコチンを摂取する。
接種方法として、葉をそのまま口に入れ(小さなパッケージに入っている)口内からニコチンを摂取する「噛みタバコ」、細かくした葉を鼻から吸い込み鼻腔からニコチンを摂取する「嗅ぎタバコ(分類上はこれも噛みタバコに入る)」、火を点け燃焼させ発生した煙を口内あるいは肺に入れてニコチンを摂取するなどがある。
最後の火を点けるものとしては、紙巻タバコ(cigarette:シガレット)、手巻きタバコ(Hand-rolled cigarette、shag:シャグ)、葉巻(cigar:シガー)、パイプがあり、日本にはこれに煙管(キセル)が加わる。
煙管はミニパイプというところだが、パイプよりずっと簡便であり、火皿(雁首:がんくび)が煙管は金属であるため最初から普通に吸える。
パイプは慣らしが必要なのだ。
このパイプや煙管に使うのがタバコ(tobacco)である。
煙管の場合は「刻」(きざみ)と言う。
手巻きの葉はtobaccoではあるが、通常はshagという。
ちなみに、shagはシャギーというように、もつれ毛やケバのことも言うが、性交するという意味もある。
煙草としてコンビニで売っているのは紙巻タバコである。
薬品で処理され、ライスペーパーという名の紙(食べるライスペーパーとは無関係)で巻かれている。
この紙の燃焼したものがガンを誘発するという説もある。
また、燃焼促進剤として硫酸ナトリウムが添加され、ニコチンのガス化促進のためにアンモニアが添加されている。(公式発表はされていないが、そういう噂である)
つまり、紙巻タバコを吸っていると、ニコチン・タールだけでなく、紙の燃焼ガス、硫酸カリウム、ニコチンを摂取していることになる。
なんとも恐ろしい話だ。
これに対し、シャグや刻(きざみ)やパイプ用では燃焼が遅く(つまり促進剤は入っていない)なる。
パイプ用では湿り気があり、更に燃焼は遅い。
刻も乾燥しすぎると丸めたときに粉になってしまい詰められないし、シャグも乾燥させ過ぎは要注意である。
葉巻も燃焼が遅く、パイプ用やシャグの一部と同様に、香料などが添加されているものもある。
日本で作られている刻は「小粋」ただひとつである。
値上げ前330円、値上げ後360円。
30円しか上がっていない。
なお、小粋にはニコチン・タールの量が記載されていない。
1本当たりにはならないからである。
パイプも葉巻きも、火を点けて置いておくと火が消える。
紙巻タバコが消えないのは燃焼促進剤のためなのだ。
健康に悪いものの代表が煙草である。
このため、煙草には有害である旨の記述と、1本当たりのニコチン・タール量を記載しなければならない。
当然、少ない方が健康的に思えるだろう。
この量の測定は喫煙ロボットによる。
60秒置きに、2秒間で35mlを吸い込み、フィルターから2mmまでを繰り返し、その間に吸い込まれたニコチン・タールを計測する。
その60秒の間に燃焼して減れば、摂取量には含まれなくなるのである。
実際は、60秒置きに2秒しか吸わないという人はほとんどいないだろう。
私は2、3秒吸うのを6秒置きくらいに行う。
書いているニコチン・タールよりずっと多く摂取していることになってしまうのだ。
ということで、少なくとも紙巻タバコは、タバコだけでなく、紙・硫酸カリウム・アンモニアなども摂取し、副流煙にはこれらが酸素不足(燃焼不足)で出てくる。
副流煙がよくないのは、主にアンモニアの仕業らしい。
紙巻タバコは止めるべきなのだ。
