妊娠が判るのは月経予定日をある程度過ぎても生理が始まらないから、というのが多いだろう。
病院で検査する前に妊娠検査薬でも判定することもできるが100%正しいとは限らない。
医師の検査は尿による検査、径膣エコーによる検査(よく見かけるエコーはもっと後にならないとしない)、内診(膣内部の触診)などで確実に判定する。
妊娠初期には生理のような出血をすることがある。
筆者の知人は完全に生理だと勘違いした(タイミングもほぼ合っていた)ほどの出血があったが、その後の検査で妊娠していたことが判ったくらいだ。
少量の出血を伴う人も多く、勘違いすることもあるだろう。
生理が来たから妊娠していないというのは、2回の生理が来ないと判らないということにもなるのである。
妊娠初期にはトラブルも多い。
安定期に入るまでは予断を許さないので、妊娠が判明してからは出血があったら医師に診てもらった方がいいだろう。
そのためにも病院での検査をしておくべきである。
また、出産することを申し込んでおかないと後で産む病院を探すのに苦労するかもしれない。
妊娠のプロセスは受精からである。
受精卵は着床すると、子宮内膜が脱落膜に変化し、胎芽(8周までの赤ちゃん)の繊毛がそれに入り込み胎盤形成を始める。
妊娠3週から胎盤ができはじめ、15~16週で完成する。
その後も胎盤は成長を続け大きくなり、より多くの酸素・二酸化炭素交換、老廃物の排出、栄養分の供給などが胎児の成長に合わせ行えるようになる。
最終的には直径15~20センチ、厚みは2~3センチで500グラムほどとなる。
妊娠初期で一番の問題はこの胎盤形成である。
なにしろ目に見えないほどの胎芽だから、ちょっとしたことでダメになりかねない。
妊娠が判らないうちは仕方ないとしても、判明してからは安定期までは十分気をつけて欲しい。
妊娠すると黄体ホルモンが出続ける。
逆に黄体ホルモンが減少すると、流産や月経誘発にもなる。
体温は排卵後から上昇するが、黄体ホルモンが出続ける妊娠中はずっと上がったままということになる。
異物である胎児がいることやホルモンバランスの乱れなどで悪阻(つわり)になることがある。
その重さは人により様々で、動けないほどになる人から、ほとんど自覚しない人までいる。
安定期は安定する人が多いということで、気を抜いていいということではない。
その後は胎児も大きくなり、むくみなども出やすくなる。
妊娠高血圧症候群(昔は妊娠中毒症といった)も妊娠後期に出やすい。(むくみはこれの場合もある)
出産が近づくほど大変になるのだが・・・出産経験者は違うことを言う。
産んだ後の方が大変だと。
